【洒落怖】洒落にならない怖い話『包丁さん』
【洒落怖】洒落にならない怖い話『包丁さん』
115:本当にあった怖い名無し:2013/12/28(土) 02:27:30.63 ID:fWGH/I6y0
今正直、幽霊に取りつかれているみたいで、鬱であんまりうまく書けるか分からん
この話は今の幽霊とは関係ないんだが、俺の中で一番やばかった話なので聞いてほしい。
もう20年以上前だが、小学1年の頃話。
当時の実家は、ボロイ小さな平屋で、玄関から入って、
左にトイレ、右に風呂場、キッチン。洗面所はなくてキッチンの流しを兼用していた。
まっすぐ入ってリビング用に使ってる部屋、奥に入ってタンスとか物が置いてある部屋や寝室があるという作りになっているんだ。
深夜にトイレに起きて用を足して、寝室に戻ろうと、廊下を渡ってリビングに入った。
瞬間、異様な空気に感じた。
薄暗いリビングの奥方から青白い光と電信柱みたいに馬鹿デカい気配がこっちに向かってくるんだ。
錆びた鉄のような匂いを伴って、ゆっくり部屋の奥から向かってくるその気配に俺は立ち往生していた。
親がいる寝室へはその気配に塞がれている状態になっていて助けを求めることができない。
玄関に行こうとしてその気配に背を向ける恰好になるのはまずい。
そうこうしているうちに気配は肉眼で認識できる位置にやってきた。
俺はその馬鹿でかい気配の正体に驚愕した
それは、白いワンピースみたいな服を着たやっと立ち上ばかりの2歳~1歳くらいの女の子が
手に出刃包丁を持ってこっちにまっすぐ向かってくるんだ。