【洒落怖】洒落にならない怖い話『深夜の視線』

【洒落怖】洒落にならない怖い話『深夜の視線』

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本当にあった怖い名無し:2010/08/30(月) 22:48:58 ID:I0jboWHw0

俺が体験した怖い話を2つほど・・・


もう15年前。大学生の頃、バーでのバイトあがりの帰りの車でのこと。


深夜2時過ぎ。池袋から自宅までいつものコースで20分の家路をいそいでた。


体が疲れてたため、FMから流れてくる音楽をボーっと聞きながら、ガラガラ


の道を快調に奔っていた。途中大通りからショートカットをかねて某神社前を左折。


1車線の道に入ったとき


「何で・・・」と女の声。


車はもちろん俺一人。あれ?空耳?と思いラジオの音を小さく絞った。


「・・・・」しんと静まりかえった車内は低いエンジン音のみで、他は何も


聞こえない。。


心霊信じない俺は、気に留めず、そのまま京浜東北線の某寂れた駅前を抜けようと


車を進めた。そのとき、ふと視線を感じた。


俺は不意にバックミラーをチラッと見た。


すると後部座席におかっぱの女の子の顔が見え、しかもこっちを見ている。


一瞬だった。すぐ前をみて、またバックミラーみたがいない。そして後部座席を見たが誰も


いない。なぜか怖くはなかったが、ただその顔が忘れられずにいた。




何日かして、朝、大学行く前に家のポストから新聞を出した。


そのとき、週一発行の区のローカル新聞を普段全く見ないのに


なぜか気になり、ページをめくった。


ゾクっとした。


俺が見たおかっぱの女の子がいて、その時と同じ顔で俺を見ている。


その記事には中学生の女の子かいじめを苦に自殺と書いてあった。


その日は俺が見た日で、時間は深夜1時すぎ。


俺が車で通った某駅前のスーパーからの飛び降りだった。

A_dark_and_eerie_urban_night_scene_featuring_a_car

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