【洒落怖】洒落にならない怖い話『婆ちゃん家の天井裏』

【洒落怖】洒落にならない怖い話『婆ちゃん家の天井裏』

87: 本当にあった怖い名無し 2010/02/24(水) 00:53:20 ID:NAXdgYBi0
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あれはもう20年くらい昔のことだったかな。
俺が小学生だった頃に田舎の婆ちゃん家に遊びに行った時の話だ。

婆ちゃん家は昔、蚕を飼っていたので古いがとても大きな家だった。
爺ちゃんは俺が生まれる前に亡くなったから、今では俺のお袋の弟
さん家族と婆ちゃんが暮らしている。婆ちゃん家は昔の家具とかが
たくさんあって、俺ら孫たちはその大きな家を探検するのがとても
好きだった。

近くには流鏑馬?で有名な神社があり、そこは昔から天狗が現れる
という伝説があった。お袋は子供の頃そこで不思議なものを何回も
見たらしい。

ちょうどお盆の時期だったと思う。真夏で暑かったのを覚えてる。
いつものように各家族の孫達が揃うとドタバタと家中を走り回り、
探検が始まる。俺が1番年上でお袋の妹の子供が1歳下。その次は
更にその下の妹の子供達2人で3~4歳下だった。お昼ごはんを皆で
食べた後、2時間くらいドタバタと屋内外で遊んだ。

1番下の孫2人は昼寝を始めたので、俺は1歳下の従兄妹を連れて2階
の物置(元・蚕部屋)へ行った。いつものように梁の上に登ったり、
昔の家具の上に登ったりして遊んでた。窓からは午後の日差しが差
し込み、ぼんやりと2階の中を照らしていた。

子供だった俺は家具の上から大きなダンボール箱が2個積んである
上に飛び降りてみようと思い、思い切ってジャンプした。ドスンと
箱の上に着地したが、すごい埃でゲホゲホ言いながら箱から降りた。
飛び降りた勢いで2個の箱は崩れ、中身が見えていた。何だろう?
と思い中を見ると天狗のお面や団扇、お祭りの衣装?のようなもの
が入っていた。

天井裏の恐怖

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